2018年2月20日火曜日

作曲家の自作自演盤


寒い日ばかり続き、出かけるのも億劫になってしまいますね。皆様いかがお過ごしでしょうか?
今回は作曲家による自作自演のご紹介です!
モーツァルトをはじめとして、演奏家としても名を馳せた作曲家は少なくありませんが、録音として残っているものは、ほんの少ししかありません。古くはドビュッシーやマーラーのピアノロールが有名ですが、わずか100年ほど前のものです。
20世紀も半ば頃になると、実際の録音も残されています。指揮者としても活躍した、R・シュトラウス、ストラヴィンスキー、ブーレーズのものがよく知られています。
楽器を演奏しているものとなると、さらに少なくなりラフマニノフ、ここに掲載しているバルトークによる録音などがあります。
写真にあるシゲティ&バルトークは、1940年ワシントンでのライブ録音です。ハンガリーに生まれ、アメリカに移住することになった2人の共演という意味でも、歴史的な録音です。バルトークの自作曲のほかに、ベートーヴェンとドビュッシーのヴァイオリンソナタが収録されており、作品への敬意と愛情が感じられる素晴らしい演奏です。
いま聞くことができる作曲家の演奏では、ハインツ・ホリガーのものがオススメです。オーボエ奏者としてご存知の方が多いかと思いますが、作曲家・指揮者としても本当に優れた音楽家です。自作の録音はECMレーベルから多数発売されていますが、ほかにもシューマン、ドビュッシー、新ウィーン楽派の作品を指揮したものも素晴らしい演奏です。
自作自演盤のコーナーは、店内入ってすぐ右側にをご用意しておりますので、ぜひご覧ください!


0 件のコメント:

コメントを投稿